2022年05月16日
ショルツ独首相が千代田の脱水素デモプラント視察
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:千代田化工建設

 千代田化工建設によると、先に来日したドイツのショルツ首相が4月29日に京浜コンビナート地区を訪ね、三菱商事、三井物産、日本郵船と共同設立した次世代水素エネルギーチェーン技術研究組合(AHEAD)が所有する東亜石油京浜製油所内の脱水素プラントなどを視察した。
 
 同社は、固有技術である同社のSPERA水素の脱水素設備などを紹介した。同設備は、AHEADが2020年に遂行完了した世界初の国際間水素サプライチェーン実証事業に採用されたプラント。同社は水素貯蔵・輸送技術の特徴や欧州への早期水素導入に向けた取り組みなどを説明した。日本や世界各国が目指す2050年カーボンニュートラルに向けた取り組みとして説明した。