2022年05月19日
三井化学「非接触・空中ディスプレイ」採用拡がる
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 三井化学は19日、同社のディスプレイ向けシール材「ストラクトボンド」を用いた非接触・空中ディスプレイ方式の発券機が18日から茨城県境町の町役場の窓口に導入されたと発表した。

 三井化学は液晶、有機EL、空中ディスプレイをはじめ各種のディスプレイ向けシール材を開発・生産している。発券機は中堅機械メーカーのアスカネット(本社:広島市、松尾 雄司社長)と、MIRAIBAR(本社:兵庫県姫路市、髙島 一郎会長)の3社で共同開発した。

 空中ディスプレイとは、空中に浮かんだ映像を手で触れることなく、タッチパネル操作可能なディスプレイのこと。ディスプレイ、光学素子、センサーの各モジュールで構成される。手で触れず、ノータッチで操作できるため、衛生面やセキュリティ性に優れ、自治体やホテル、飲食店業界などで需要が広がっている。
 今回も境町にはコロナ禍での非接触による感染予防につながる点が評価されて採用された。

ニュースリリース参照 
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1652939152.pdf