2022年06月10日
東ソー、日本水環境学会で「技術奨励賞」受賞
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:東ソー

 東ソーは10日、(公社)日本水環境学会から「特殊アミンとジチオカルバミン酸による新規ニッケル排水処理技術」で2021年度「技術奨励賞」を受賞した。

 近年、SDGs(持続可能な開発目標)の観点からも国際的に環境中への重金属排出規制が厳格化され、環境汚染対策が急務の中国では、他国より厳しい基準が設定されている。ニッケルには特に厳しい基準が設けられ、従来の処理方法では対応が難しく、また、汚泥が大量に発生するため環境負荷が高い点も課題となっていた。

 これらの課題に対して東ソーは、「優れたニッケル処理性能」と「汚泥量の少ない」特殊アミンとジチオカルバミン酸による排水処理技術を新たに開発した。現在中国でめっき工場排水での顧客評価を進めているが、環境負荷低減技術として高い評価を得ている。

 「技術奨励賞」は、水環境に関する調査研究または水環境技術が独創的であり、将来を期待される個人または団体に対して贈られる。同社は今回の受賞を機に、持続可能な社会への貢献を目指してさらに研究開発を進めていく方針だ。