2022年06月15日
5月の可塑剤実績、需要の回復遅れる 
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

可塑剤工業会が発表した5月の需給実績によると、フタル酸系可塑剤は生産、出荷とも前年を大きく割り込んだ。前年比マイナスは年初以来5カ月連続。「生産の減少は定修の関連もあり気にならないが、需要は住宅・建材、電線、自動車関連のウエイトが大きいだけに、これらの業界が早く軌道に乗ってほしい」と業界では話している。

■2022年5月の可塑剤需給実績  単位:トン( )前年比%

【生産】
(フタル酸系)
◇合計  10,150 ( 67.8 )
・DOP   4,532( 56.0 )
・DBP     0 ( ー )
・DIDP    0( ー )
・DINP   4,620( 78.8 )
・その他  998 ( 100.6 )
(アジピン酸系)
◇生産計  466 ( 62.4 )

【出荷】(国内)
(フタル酸系)
◇合計  12,562 ( 87.1 )
・DOP   6,008( 86.9 )
・DBP     56 ( 136.6 )
・DIDP    130 ( 106.6 )
・DINP   5,579 ( 86.2 )
・その他  789 ( 90.1 )
(アジピン酸系)
◇出荷計 1,172 ( 88.7 )