2022年06月21日
三菱商事など6社、新千歳空港地域の水素活用調査
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:三菱商事

 三菱商事、三菱総合研究所、北海道電力、北海道エアポート、(株)レンタルのニッケン、東芝エネルギーシステムズの6社は20日、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)から「新千歳空港を中心とした地域における水素利活用モデル構築に関する調査」を受託した。

 今後、関係者へのヒアリングや文献調査等により、電力など他のエネルギーと比較した場合の水素の役割・有効性を明確化し、新千歳空港内の水素需要を再生可能エネルギー由来の水素で賄う可能性を検討する。北海道は、風力や太陽光等の再生可能エネルギー分野で高いポテンシャルを有しており、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みとして期待されている。

<主な調査項目>
●新千歳空港内のモビリティ(地上業務車両他)・熱需要等への水素利活用に向けた実現可能性調査
●同エリアでの水素製造・供給の実現可能性調査
●水素利活用トータルシステムの最適化検討
●ビジネスモデル・技術・制度面等における課題の整理