2022年06月30日
プライムポリ「樹脂袋 to 樹脂袋」水平リサイクル推進
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:プライムポリマー

 プライムポリマー(本社:東京都港区、藤本健介社長)は30日、同社で使用する製品包装用の樹脂袋のについて、使用後も樹脂袋として利用する「水平リサイクル」推進をめざすと発表した。

 同社は、循環経済の実現に向け、プラスチックのリサイクルとバイオマス化の両輪を進めている。水平リサイクルというのは、使い終わった製品をもう一度集めて元の製品に戻すこと。資源循環の上からも理想のリサイクルとされている。
 
 同社は年内を目標に「樹脂袋 to 樹脂袋」への水平リサイクル化を本格実施・展開する。すでに技術開発には目途を得ており、現在リサイクル樹脂袋を用いて製品保管等の物流における評価を進めている。
 
 同社は地球温暖化対策に貢献するマテリアルリサイクルを、2050 年カーボンニュートラルの実現に向けた重要な戦略課題の一つと位置づけており、素材・プロセスの開発とともに、マテリアルリサイクルへの取り組みを積極的に推進していく方針だ。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1656566074.pdf