2022年07月04日
菱ガス化、環境型メタノール「Carbopath」と命名
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ガス化学

 三菱ガス化学は4日、大気へ排出される二酸化炭素(CO2)や廃プラスチックなどをメタノールに変換し、化学品や燃料・発電用途にリサイクルする「環境循環型メタノール構想」推進にあたり、同社が取り扱う商品、サービスを「Carbopath(カーボパス)」と命名した。

 「Carbopath」の由来は、「Carbon : 炭素」 + 「Path(Path-finder : 開拓者)」で、環境循環型メタノール構想を力強く推進する先駆者となり、環境価値を付加したメタノール事業の更なる推進を通じて、カーボンニュートラル達成や循環型社会を実現するという想いを込めた。

 同社は同構想に基づき、メタノール製造事業への投資、メタノール製造技術のライセンス供与、運転・メンテナンス支援などのサービス提供および製品販売を積極的に推進する。構想実現のために関連技術やノウハウ(水素製造、CO2の分離・回収、廃棄物やバイオマスの回収やガス化等)を保有する企業・自治体との協業、連携も進めていく方針だ。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1656917030.pdf