2022年07月14日
丸紅、ペルーで合成メタン共同事業化検討へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:丸紅

 丸紅は14日、液化天然ガス事業の合弁会社であるPERU LNG S.R.Lおよび大阪ガスと3社共同で、ペルー共和国での合成メタンの製造・販売事業(メタネーション事業)の事業性について調査・検討するための共同検討契約を締結したと発表した。

 メタネーションは、再生可能エネルギー等から製造される水素、および工場等から排出される二酸化炭素を原料とし、都市ガスの主成分であるメタンを合成する技術。合成メタンの利用(燃焼)によって排出される二酸化炭素と分離回収された二酸化炭素排出量が相殺されることで、合成メタンの利用による二酸化炭素排出量は増加しないため、ガス自体の脱炭素化が期待できる。

 合成メタンは、都市ガス導管等の既存のインフラや設備を利用できるため、ガスの脱炭素化の担い手として大きな潜在性を有する。また、日本政府も先の第6次エネルギー基本計画(21年10月)で、ガスのカーボンニュートラル化を図るため、既存インフラへの合成メタン注入量を2030年に1%、2050年に90%とすることを目標として掲げている。

今回の契約を通じて、3社は共同で、再生可能エネルギーが豊富なペルーでのメタネーション事業の事業性を調査・検討する。