2022年07月15日
協和キリン、パーキンソン薬 KW-6356 開発中止
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:協和キリン

 協和キリンは15日、アデノシン A2A受容体の選択的な拮抗薬/逆作動作用薬である自社創薬製品「 KW-6356」の開発中止を決定したと発表した。

 これまで同社はパーキンソン病を対象とした臨床試験を実施し、第 2相試験において、単剤およびレボドパ含有製剤との併用ともに、運動症状および非運動症状に対する本剤の有効性を認めた。
 
 しかしながら、グローバル開発における規制面での見通しや開発難易度、将来的な上市までのタイムラインなどを含め総合的に検討した結果、本剤の開発を中止することにした。

ニュースリリース
https://www.kyowakirin.co.jp/pressroom/news_releases/2022/pdf/20220715_01.pdf