2022年07月21日
富士フ、インドにがん検診検診センター2拠点新設
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:富士フイルム

 富士フイルムは21日、インドでがん検診を中心とした健診センター「NURA(ニューラ)」2 拠点を新設すると発表した。7月21日グルグラムに、9月にはムンバイに「NURA」をオープンする。

 同社は新興国での健診サービス事業として2021年2月、ベンガルールに健診センター「NURA」を開設した。高精細な診断画像技術や AI 技術を活用して医師の診断をサポートし、がん検診をはじめ生活習慣病検査サービスを提供するもので今回の2拠点を加えて3拠点での実施となる。

 がん罹患者の5年生存率は、日本で約 7割なのに対し、インドでは約 3 割と低い。その要因の1つとして、検診サービスが普及しておらず早期発見・治療ができていないことがあげられている。

 ベンガルールの「NURA」には、富士フィルムが持つ CT・マンモグラフィーなど様々な医療機器や、AI 技術を活用して医師の診断を支援する医療 IT システムを導入する。日本式の高品質な健診サービスを提供する。約 120 分で全ての検査が完了し、その場で医師から結果の説明が受けられるようにする。

 今回同社は、ベンガルールに加え、首都デリー近いグルグラムと、最大都市ムンバイに「NURA」を新設する。新拠点では、ベンガルールで得た知見をもとに、受診者がスマートフォンでいつでも診断結果を確認できる仕組みや、QR コード付きリストバンドを用いて受診者の検査進捗を管理し、待ち時間を短縮するフローを導入するなど、高品質でより円滑な健診サービスを提供していく方針だ。 なお同事業は、経済産業省が推進する「インド太平洋地域サプライチェーン強靭化事業」に採択されている。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1658381879.pdf