2022年08月01日
プライムポリ、山村硝子とプラキャップ再生産
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:プライムポリマー

 プライムポリマーは1日、ガラスびん大手製造の日本山村硝子(本社:兵庫県尼崎市、山村幸治社長)と共同で、プラスチックキャップの水平リサイクル事業化に向けた取り組みを開始したと発表した。

 飲料・食品向けのプラスチック容器・包装の水平リサイクルには、これまで多くの課題があり、あまり進んでこなかったが、両社はそれぞれのシナジーを生かし、使用済みキャップの高品位なマテリアルリサイクルを推進していくことにした。

 日本山村硝子は今回、ガラスびんやプラスチックキャップの長年の事業経験やノウハウを活用し、プラスチックキャップの回収・選別の仕組みを構築する。回収された使用済みキャップを再生ペレット化し、プラスチックキャップを再生産する。

 プライムポリマーは、ポリオレフィンに関する幅広い知見を活用し、リサイクル材とポリオレフィンのコンパウンドにおける処方の開発、品質保証等を担当する。両社は協力して、素材・プロセスの開発とともに、マテリアル・リサイクルを推進していくことにした。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1659327173.pdf