2022年08月09日
22年のカーボンブラック需要754千トン 年央見通し
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:カーボンブラック協会

 カーボンブラック協会は9日、「2022年カーボンブラック需要年央見直し」を発表した。内閣府の最新の月例経済報告によると、国内景気は感染症対策や各種政策の効果もあって持ち直していくことが期待されている。こうした中、日本自動車タイヤ協会と、日本ゴム工業会が発表した需要予測を参考に22年のカーボンブラックの需要見通しをまとめた。

 自動車タイヤの22年の国内需要見通しは前年比1.1%増、新ゴム消費量はタイヤ用で8.2%増、一般ゴム用は6.3%増で、合わせて7.8%増となっている。これらをベースにカーボンブラックの需要予測を行った結果、総需要は前年比5.0%、年初見通しと比べで0.4%減の754,670トンとした。

【2022年カーボンブラック需要年央見通し】単位:トン、%
・タイヤ   501,760( 106.3 )
・一般ゴム  146,640( 106.3 )
・ゴム用計  648,400( 106.3 )
・非ゴム    46,470( 99.4 )
・内需計   694,840( 105.8 )

・輸出     59,800( 96.0 )
(内ゴム用計) 15,690( 89.3 )

・総需要    754,670( 105.0 )
(内ゴム用計) 664,090( 105.9 )

・輸入動向(年央見直し)
・ゴム用   123,620( 90.3 )
・非ゴム用   13,910( 100.8 )
・合計    137,530( 91.3 )


<ニュースリリース参照>
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1660024046.pdf