2022年08月30日
三井化学、シンガポールで「タフマー」12万トン新設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学は30日、高機能エラストマー「タフマー」の需要がアジア市場で好調なため、シンガポール・ジュラン島にある 100%子会社 MITSUI ELASTOMERS SINGAPORE PTE LTD(新田敏雄社長)がプラントを新設し、生産能力の増強を決めたと発表した。24年度の完成をめどに年産12万トンプラントを新設する。

■新設計画の概要
▽製品  高機能エラストマー「タフマー」
▽工場立地 シンガポール ジュロン島内
▽生産能力  120 千トン/年(既存設備生産能力:225 千トン/年)
▽スケジュール  2024 年度中 完工(予定)

 「タフマー」は、樹脂の性質を飛躍的に向上させる樹脂改質材、軟質成形材料で、柔軟で軽量な特長を有しており、太陽電池関連部材、包装資材、エンジニアリングプラスチック改質材、スポーツシューズ、自動車用部品など幅広い分野で使用されている。
 
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1661829299.pdf