2022年08月31日
7月の石油・ナフサ統計、燃料油生産15カ月連続増
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が31日発表した7月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,289万Klで前年同月比122.5%と、12カ月連続で前年を上回った。

輸入量を多い順にみると、
(1)アラブ首長国連邦 540万kl(前年同月比134.0%)
(2)サウジアラビア  453万kl(同125.0%)
(3)カタール      117万Kl(同127.0%)
(4)クウエート     105万kl(同91.6%)
(5)エクアドル      23万kl(同201.5%)
だった。

 同月の中東依存度は97.7%で、前年同月と比べて1.4ポイント増と5カ月連続で前年を上回った。

■燃料油の生産は1,209万klで前年同月比114.2%と15カ月連続で前年を上回った。
国内販売は1,212万klで同102.2%と、2カ月連続で前年を上回った。
油種別にみると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油およびA重油は前年同月を上回ったが、灯油およびB・C重油は前年同月を下回った。

<7月のナフサ需給概要> 単位:Kl( )前年同月比%
・月初在庫 1,532,298
・生産   1,082,569(125.4)
・輸入   2,253,915(97.5)
・販売   3,228,380(101.7)
・輸出   ー(ー)
・月末在庫 1,474,283(107.9)