2022年09月07日
NEDO・公募「洋上風力発電と周辺環境への影響調査」
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 NEDOは「洋上風力発電における風車ウエイクが及ぼす周辺環境及び発電量への調査」を行うことにし、企業、大学等を対象に実施者の公募を開始した。受付期間は今年9月20日まで。

 政府は先の「洋上風力産業ビジョン(第1次)」で、2030年に1,000万kW、2040年に3,000万から4,500万kWの導入を目指すとする積極的な洋上風力導入目標を明らかにした。だが、複数の風車を設置する洋上ウィンドファームでは特に、風車風下に風車ウエイクと呼ばれる風速の欠損や風の乱れが生じ、発電量が減少する等の課題がある。

 今回調査では、風車ウエイクが及ぼすさまざまな影響について、既存の研究内容や風車ウエイクの観測手法等を調査・整理するとともに技術課題を抽出し、今後取り組むべき技術開発の方向性について検討する。

問い合わせ先は新エネルギー部 風力・海洋グループ(TEL:044-520-5027)