2022年10月12日
帝人、松山事業所の発電所を都市ガス燃料に転換
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人

 帝人は、松山事業所北地区で使用している自家発電設備について、現在の石炭および石油燃料を用いた発電から、都市ガスを燃料とするガスコージェネレーションシステムに転換する。

 帝人グループは自社による CO2 排出量の削減目標を 2030 年度までに 2018年度比30%削減、2050年度までに実質ゼロとすることを掲げている。2030 年度の削減目標達成には将来の事業成長の見込みを含めると、2018 年度の CO2 排出量から約 60 万トンの削減が必要となるが、今回の燃料転換で、その約 30%に当たる年間 20 万トンの削減効果を見込む。

 また、燃料として使用する都市ガスは、四国ガスから供給され、将来的にはカーボンニュートラルな燃料に置き換えることで、さらなる環境負荷軽減に貢献する方針だ。