2022年10月17日
可塑剤・9月実績 DINPの生産伸びる、DOPは減少
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

 可塑剤工業会が発表した9月の需給実績によると、フタル酸系可塑剤の生産は主力のDINPが前年比大幅増加し、DOPを上回った。DOPは減産傾向が強まるとみられる。アジピン酸系は好調だった。

■9月の可塑剤需給実績  単位:トン( )前年同月比%

【生産】
(フタル酸系)
◇合計  14,083 ( 104.7 )
・DOP   5,459( 86.0 )
・DBP     36 ( 40.9 )
・DIDP   889( ー )
・DINP   6,483( 116.6 )
・その他 1,216 ( 83.9 )
(アジピン酸系)
◇生産  1,575 ( 142.3 )

【出荷】(国内)
(フタル酸系)
◇合計  14,849 ( 85.8 )
・DOP   6,644( 89.0 )
・DBP     33 ( 61.1 )
・DIDP    130 ( 80.7 )
・DINP   6,982 ( 81.3 )
・その他 1,060 ( 101.8 )
(アジピン酸系)
◇出荷計 1,251 ( 84.1 )