2022年10月21日
住友ファーマ「ブロバナ」など、米社に販売権譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友ファーマ

 住友ファーマは20日、米国子会社のサノビオン・ファーマシューティカルズ・インクがこのほど、米国において販売している慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療剤「ブロバナ」(一般名:アルホモテロール酒石酸塩)および喘息治療剤「ゾペネックス HFA」(一般名:レバルブテロール酒石酸塩)の米国における販売権を Lupin Limited(本社:インド・ムンバイ)に譲渡する契約を締結したと発表した。

 同契約に基づき、サノビオン社は、Lupin 社から譲渡対価として、75 百万米ドル(約 112 億円)を受け取る。住友ファーマは、今回の販売権譲渡により経営リソースを中長期的な成長分野に戦略的に再配分し、収益性の改善を図る。 今年度第3四半期業績予想には織り込み済み。