2022年10月21日
9月のポリスチレン生産 4万トン台 前年比67%
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

 日本スチレン工業会は21日、9月のポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の需給実績を発表した。PSの生産は43.8千トンで前年比▲67%、輸出を含む出荷計は55.9千トンで同86%だった。1990年当時、月産10万トン(内需9万トン、輸出1万トン)を超えていた生産量はその後減少を続け、今年9月は半分以下の4万トン台にまで沈んだ。

■ポリスチレン(PS)
 9月の生産は43.8千トンで、前年比67%の大幅減少。国内出荷は52.7千トン(90%)、輸出は3.2千トンで同48%と落ち込んだ。
 国内出荷を用途別にみると、電機・工業用5.3千トン(前年比91%)、包装用24.1千トン(93%)、雑貨・産業用7.4千トン(83%)、FS用15.3千トン(89%)と、いずれも前年を下回った。在庫は113.7千トンで同123%と増加した。月末の在庫月数は2.0カ月で前月末と変わらず。

■スチレンモノマー(SM)
 生産は103.2千トンで、前月比89%、前年同月比では59%となった。
 国内出荷(内需)は92.7千トン(前年比77%)、輸出は2.9千トン(6%)と大幅減少した。
 国内向けでは主力のPS向けが41.3千トン(70%)、EPS向けは8.7千トン(117%)だった。また、ABS樹脂向けは16.1千トン(75%)、合成ゴム10.6千トン(79%)だった。不飽和ポリエステルも2.5千トン(68%)にとどまった。輸出は2.9千トンで前年比わずかに6%と落ち込んだ。出荷計は95.5千トンで同56%と、今年初めて10万トンを割った。在庫は75.6千トンで前月比127%と増加、在庫月数は0.8カ月で前年同月比0.2ポイント上昇した。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1666337699.pdf