2022年10月24日
9月のPPフィルム出荷実績、CPPの好調続く
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 日本ポリプロピレンフィルム工業会は24日、9月の延伸フィルム(OPP)と無延伸フィルム(CPP)の生産・出荷実績を発表した。OPPフィルムの国内出荷は17.9千トンで前年比95.0%となり、今年6月以降4カ月連続の前年比マイナス。一方、CPPフィルムは好調で、年初以の前年比プラスを9カ月連続に延ばした。

■OPPフィルム(延伸フィルム)
 9月の生産は20.5千トンで前年比103.4%と、再び前年プラス。今年は1~3月がプラス、さらに5月、7月、9月と奇数月ごとに生産が前年比プラスを記録している。1~9月の生産累計は167.7千トンで前年同期比101.4%と堅調
 9月の出荷は輸出を含め18.2千トンで前年比94.9%だった。国内需要は食品、工業用、繊維・雑貨用のいずれも前年水準に届かなかった。
 
■CPPフィルム(無延伸フィルム)
 9月の生産は14.8千トン(102.0%)、国内出荷は13.7千トン(103.2%)だった。国内出荷の前年比増は今年は1月いらい9カ月連続となった。輸出は7月以降3カ月連続のマイナス。
 1~9月累計は生産が123.4トン(103.2%)、国内出荷119.9千トン(104.2%)、輸出は3,7千トン(89.5%)、出荷計は123.6千トン(103.7%)だった。

出荷実績表
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1666596574.pdf

OPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1666596574.pdf

CPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1666596574.pdf