2022年10月31日
ブリヂストン、タイヤ用次世代RFIDタグ共同開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:ブリヂストン

 ブリヂストンは28日、トッパンフォームズ(東京都港区、添田秀樹社長)と共同で、より離れた位置から正確に通信できる次世代RFIDタグの早期実用化に向けて、タイヤへの実装技術の開発を開始したと発表した。
 
 これにより、生産日時、工場検査情報、出荷日時、車両への装着日時、各種タイヤ点検情報など、個々のタイヤに関する様々なデータをより早く・より容易に管理することができるようになる。

 これまで、輸送業者やタイヤ販売店のタイヤの管理は、タイヤ1本ごとに目視で確認していた。トラック等の場合は、車両下に潜り込んだり、タイヤを取り外すなどの必要があり、現場での作業負担が大きかった。

 ブリヂストンはトッパンフォームズとの共同開発を通じて、RFIDタグの通信性能を大きく向上させ、既存技術では難しい、より離れた位置からの正確なデータ読み取りを実現した。現場作業の効率化や作業時間の短縮、安全性・作業性の大幅な改善が可能となった。