2022年12月14日
東北大、コロナ対策で「下水情報研究センター」設立
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:東北大学

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、発生から3年近く経ったが、まだ収束が見通せない状況にある。一方、病原体のウイルスは、感染者の排泄物中からも検出されているが、下水調査の結果得られたウイルス濃度や遺伝子配列などの情報も社会の中で活用されているとはいえない。
 
 東北大学大学院工学研究科はこれまで、「下水情報」を活用して、COVID-19 の陽性者数予測やノロウイルス感染症の流行検出を実施してきた。
 
 今回、東北大学大学院工学研究科と仙台市は、包括連携協定のもと「下水情報取得及び活用の調査研究に関する覚書」を締結し、さまざまな疾病に対して適応可能な社会の実現を目指すことで同意した。さらに今後、この覚書を基盤として、新たに東北大学工学研究科下水情報研究センターを設立することも決った。引き続き積極的に下水情報調査結果の分析や関連資料の提供などを行っていく方針だ。