2022年12月20日
千代田、太陽石油FCC装置に最適運転AIシステム
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:千代田化工建設

 千代田化工建設は20日、太陽石油(本社:東京都千代田区、岡 豊社長)が四国事業所(愛媛県今治市)に導入した千代田の EFEXIS FCC 最適運転 AI システム (FCC AI Optimizer)により、RFCC 装置の触媒活性の目標値に対する実績値の誤差を導入前対比で約 20%削減し、触媒活性の安定化を達成したと発表した。

 太陽石油は、今後も四国事業所のスマートファクトリー構想を進め、生産性向上による更なる収益の最大化に取り組む。千代田化工建設は、今後もこの太陽石油のスマートファクトリー構想を支援し、プラントの競争力・保安力の向上を目指す。

 これまで触媒の投入には、約 2週間を要して把握した触媒活性の実測値をもとに、製造オペレーターが一定の
計算式を用いて決めていた。今回、同システムの導入により、過去の実測値と現在の原料油の性状等のデータから、AI 予測値をリアルタイムで把握し、最適化することが可能となった。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1671502417.pdf