2022年12月26日
住友ファーマ、動物用医薬品子会社を売却
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友ファーマ

 住友ファーマ(本社:大阪市、野村博社長)は26日、完全子会社である住友ファーマアニマルヘルス(本社:大阪市、高田 和浩社長)の全株式を三井物産に譲渡することにし、同日、株式譲渡契約を締結したと発表した。

 住友ファーマは、新たな中期経営計画策定の中で、事業基盤の強化のために事業の選択と集中を進める方針を掲げ、さまざまな施策を検討してきた。その一環として、非医療用事業子会社である住友ファーマアニマルヘルスの全株式売却をきめた。

 住友ファーマアニマルヘルスは2010年7月の設立。資本金2億円。これまで動物用医薬品や動物用試薬、飼料、飼料添加物などを事業展開してきた。三井物産は、アニマルヘルス事業を注力領域の一つとしており、広範なビジネスネットワークを有している。事業譲渡によりさらなるシナジーが期待できると判断した。株式譲渡日は 2024年3月期第1四半期の予定。