2023年01月05日
日化協・石化協など、合同新年賀詞交に400人
【カテゴリー】:団体
【関連企業・団体】:日本化学工業協会

 化学業界の新年は、5日東京・大手町のホテルで開催された日化協、石化協など43団体共催の合同賀詞交換会で開けた。新型コロナの影響で3年ぶりの開催、約400人が参集した。

 主催団体を代表して日化協の福田信夫会長(三菱ケミカル代表取締役)が「世界経済は持ち直してきているとはいえ、先行きはいぜん不透明。化学産業として、便利で豊かな生活に不可欠な製品を供給し続け、社会の諸課題を解決するイノベーションに積極的に取り組み持続的な成長に貢献したい」と挨拶。
 
 続いて経済産業省 里見隆治経済産業大臣政務官が「産業界にはいま中長期的な構造の変化を見据えた変革が求められている。政策の重点も「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」「GX(グリーン・トランスフォーメーション)」「経済安全保障」の3軸にあると考えている。産業界と緊密に連携しつつ、この3軸を基礎にして施策を総動員していきたい。業界も頑張ってほしい」とエールを送った。

 政界からは衆議院議員の逢沢一郎、後藤茂之、山田美樹氏、秋元司元衆議院議員ら、参議院では片山さつき、滝波宏文氏らが顔を見せ、司会者に紹介されると大きく手を振って応えていた。