2023年01月23日
昨年のPPフィルム生産、OPP、CPPともプラス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業会

 日本ポリプロピレンフィルム工業会は23日、昨年12月および1~12月の延伸フィルム(OPP)と無延伸フィルム(CPP)の生産・出荷実績を発表した。22年のOPPフィルムの年間出荷は21万9,456トンで前年比97.1%にとどまった。一方、CPPフィルムは16万3,716トンで101.4%と前年を上回った。

■OPPフィルム(延伸フィルム)
 12月の生産は17.3千トンで前年比99.5%、国内出荷は16.2千トンで91.3%、輸出220トンで65.3%だった。
 年間ベース生産224,706トン(100.5%)、国内216,399トン(97.4%)、輸出3,057トン(79.0%)となった。
 国内年間需要は食品、工業用・他、繊維・雑貨用のいずれも前年水準に届かなかった。
 
■CPPフィルム(無延伸フィルム)
 12月の生産は11.6千トン(92.2%)、国内出荷は12.2千トン(95.7%)、輸出110トンで18.6%と極端に落ち込んだ。国内出荷は年間を通してほぼ安定していたが、輸出市場の減退が響いた。
 22年のトータル生産は165,717トン(102.7%)、国内出荷は159,379トン(102.3%)と堅調。輸出は4,337トン(76.1%)だった。出荷計は163,716トン(101.4%)だった。

出荷実績表
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1674449138.pdf

CPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1674449138.pdf

OPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1674449138.pdf