2023年02月27日
1月のエチレン 48.2万トン 誘導品16品目マイナス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

 石油化学工業協会は24日、今年1月のエチレン生産量は前年比4.8%減の482.6千トンだったと発表した。誘導品は17品目のうちアセトアルデヒドを除く17品目が前年割れとなった。

 エチレンプラントの定修はなく(前年は1プラントが定修)平均稼働率は81.5%(前月は81.4%)だった。前年1月の平均稼働率は94.1%だった。

 誘導品の生産を前月比で見ると、稼働率要因からLDPE、HDPE、PP、PS、ベンゼンなどの10品目がプラス、MMAモノマー、EO、EG、SBRなどの7品目がマイナスとなった。前年比ででは16品目がマイナスで、プラスはアセトアルデヒドのみだった。エチレン、誘導品とも生産調整局面を迎える中、対前月比では増産となった品目が見られたものの、前年比ではなお多くが減産継続中となっている。
 
1月の主要石化製品生産実績
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1677457593.pdf

4樹脂の生産・出荷・在庫実績
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1677457593.pdf

MMA生産・出荷・在庫実績
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1677457593.pdf