2023年03月07日
住友ゴム・白河工場「第11回みどりの社会貢献賞」
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:住友ゴム

 住友ゴム工業は7日、白河工場(福島県)の緑地管理や環境改善への取り組みが評価され、(公財)都市緑化機構から「第11回みどりの社会貢献賞」を受賞したと発表した。
 
 白河工場は、1974年の操業開始以来、「自然との調和」「公害を出さない」「地域との密着」をスローガンに掲げ、緑化推進活動や地域社会貢献活動を実施してきた。今回、審査委員長の仙田満氏(東京工大名誉教授)らから「約50年にわたり、森林整備や植樹を実施し、緑豊かな工場を育ててきた」などが評価された。

 緑化推進活動として、里山「GENKIの森」の健康的な森づくりや各種イベントを通じて工場で育てた苗木の提供、全国植樹祭実行委員会主催の全国植樹祭への参加、スキー場跡地への植樹など、地域のみどりに関する活動に積極的に取り組んできた。

 また、工場処理水を活用したビオトープでは、蛍を飼育中のほか、絶滅危惧種のアサザやカタクリ群生地など工場敷地内に自生する植物の保護に努めている。次世代エネルギーとして期待される水素活用に向けた実証実験や太陽光発電パネルの設置なども進めている。