2023年03月07日
丸紅の循環型食器、2025大阪万博会場で採用
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:丸紅

 丸紅は7日、同社が手がける「循環型食器 edish」が、2025年の「大阪・関西万博」会場で使用されると発表した。2025年日本国際博覧会協会が公募した特別プログラム「Co-Design Challenge」に採択された。

 Co-Design Challengeは、「大阪・関西万博を契機に、これからの日本のくらし(まち)をつくる」をコンセプトとした新しい共創事業で、今回の採択を受けて万博会場における飲食の場に提供する。使用済み edish を回収し、万博で発生する生ゴミとともに堆肥化して土壌改良剤として活用する。

 edish は 丸紅のビジネスプランコンテスト(2019年)から誕生した循環型食器で、これまでほとんど用途がなかった食物の皮等の食品廃材を、独自の技術で食器にアップサイクルする。また、使用後に回収されたedishを堆肥化して土の栄養とし、野菜や花として再び飲食の場に戻すことで 2 回目のアップサイクルを目指す。現在、100 社以上の企業・イベント団体等が導入している。