2023年03月17日
日化協、2050年のCO2排出削減目標 2000万tに引き上げ
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本化学工業協会

 日本化学工業協会(会長:福田 信夫・三菱ケミカル代表取締役)は17日、経団連が進める「低炭素社会実行計画」および「経団連カーボンニュートラル行動計画」に賛同し、2050 年カーボンニュートラル実現に向けた、2030 年度の目標を見直すと発表した。2022年度から運用開始する。

 基準年度を2013年度(地球温暖化対策計画に順じる)に置く点では従来目標と変わらないが、CO2排出絶対量を従来目標の10.7%( 679万t )から32%( 2000万t)に引き上げた。
 
 新目標の設定について、同協会では「2050年のカーボンニュートラルに向けた整合的かつ野心的な目標ですが、実装可能な先端技術 BAT(Best Available Technology)をベースとした省エネ技術および現在開発が進められている革新技術による排出削減によって、目標達成を目指します」といっている。
 
化学産業のCO2排出削減量目標の見直しについて
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1679029101.pdf

化学製品におけるカーボンフットプリント算定ガイドラインについて
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1679029101.pdf