2023年04月07日
協和キリン、全工場・研究所の再生エネ化完了
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:協和キリン

 協和キリンは6日、国内の2工場(高崎、宇部)および3研究所(高崎、富士リサーチ、富士CMC )全てで購入電力の 100%を CO2排出ゼロの再生可能エネルギーへの切り替えを終えたと発表した。

 同社は2020年から高崎工場、バイオ生産技術研究所、富士リサーチパーク、CMC 研究センター各拠点で購入電力の 100%を RE100 基準の再生可能エネルギーへの切り替えを行ってきた。今年4月1日には、宇部工場の全購入電力の RE100 基準の再生可能エネルギーへの切り替えを終えた。
 
 これにより、同工場で稼働中のオンサイト PPA モデルによる太陽光発電設備からの購入電力と合わせて、宇部工場で使用する電力由来のCO2排出もゼロとなる。

 これらの取り組みにより、協和キリングループは 2023年度末時点で CO2 排出量が2019年比53%(27,300トン)削減できる見込み。引き続き必要な投資を行い、2030 年目標のCO2排出量削減の早期達成を目指す。