2023年04月28日
NEDO、特殊形態の太陽光発電にガイドライン
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:なし

 NEDOは28日、太陽光発電システムの安全性を確保していくための方策をまとめた「設計・施工ガイドライン2023年版」を策定した。多様化する太陽光発電システムの設置環境、設置形態に対応するため、特殊な設置形態(傾斜地設置型・営農型・水上設置型)3種類に対応した「太陽光発電システムの設計・施工ガイドライン」をまとめた。

 太陽光発電は、2012年の再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)開始後に急速に拡大した一方で、台風や積雪、豪雨など自然事象による被害が発生しており、太陽光発電設備の安全性に対する地域の懸念が高まっている。また、近年では建設に適した場所の減少に伴い、傾斜地や農地、さらには水上へと太陽光発電の設置環境が拡大している。これらの特殊な設置環境での太陽光発電は、一般的な地上設置型の太陽光発電より設計や施工上の難易度が高く、設置にもより高い安全対策が求められる。今回、コンピューターによるシミュレーションの解析結果などをガイドラインに反映させた。

(詳細)
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101648.html