2023年05月12日
東洋エンジ、ブラジル向けFPSO受注 12.5万バレル
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング

 東洋エンジニアリング(TOYO)は12日、の関連会社であるOffshore Frontier Solutions Pte. Ltd (OFS) が、このほど三井海洋開発(MODEC)から、FPSOのEPCI業務を受注したと発表した。OFSのFPSO受注は先のFPSO Uaruプロジェクトに続き2件目。

 今回FPSOは、ブラジルリオデジャネイロ沖合約200kmに位置するカンポス盆地内のEquinor ASAによる海洋油田の開発に投入される。新造船で、VLCC船と比べて大きな貯蔵容量・トップサイドを確保する。そのトップサイドの広さを活かし、コンバインドサイクル発電機が搭載されるため、従来使用されてきたガスタービン発電機と比べて二酸化炭素の排出量を削減することができる。

【受注概要】
▽客先 :三井海洋開発
▽受注者 :Offshore Frontier Solutions Pte. Ltd
▽係留地 :ブラジルBM-C-33鉱区(ブラジル沖合約200km) 
▽対象設備:浮体式海洋石油生産・貯蔵・積出設備
▽設備概要:石油生産設備(日量12.5万バレル)およびガス生産設備(日量565百万立方フィート)の洋上原油処理設備
▽役務内容:FPSOのEPCI業務
▽引き渡し予定:2027年