2023年05月18日

ダイセル、G7広島サミットに生分解プラ製品提供

【カテゴリー】：行政/団体 【関連企業・団体】：ダイセル

ダイセルは18日、5月19日から広島で開催される 先進7カ国首脳会議（G7 広島サミット）の国際メディアセンターに、同社の海洋生分解性を有する酢酸セルロース樹脂「セルブレンEC」を用いたカトラリーを提供することになったと発表した。 　 広島サミットの会期中、国際メディアセンター内には、国内外のメディアに向けて県の魅力を発信する「広島情報センター」が設けられる。 　同社は GSHIP(注)の会員として、広島県で環境負荷軽減のため海洋生分解性を有する酢酸セルロース樹脂「セルブレンEC」を活用した取り組みを推進してきた。今回、「セルブレンEC」製のカトラリーが、「広島情報センター」の試飲・試食コーナーで、環境に配慮した製品として紹介されることになった。 ■酢酸セルロース樹脂「セルブレンEC」について 　「セルブレンEC」は、木からできて自然に還る環境にやさしいプラスチック。生分解の中でも特に難しいとされる海洋中での生分解が可能なため、海洋ゴミ問題の解決に資する素材として注目されている。 ＜用語の解説＞ ◆GSHIPとは　：GREEN SEA 瀬戸内ひろしま・プラットフォームの略。 　広島県が官民連携組織体として 2021 年 6 月に設立したプラットフォームで、瀬戸内海に新たに流出する海洋プラスチックごみの量を 2050 年までに「ゼロ」にすることを目指して活動している。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1684388502.pdf カーボンニュートラル実現に向け「GXリーグ」に参画 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1684388502.pdf