| 2002年03月11日 |
| 石油化学製品のアジア市況が軒並み上昇 |
| エチレンのCFRはトン420ドル平均に |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
大手商社ならびに主要石油化学企業によると、石油化学製品のアジア地域のスポット相場が3月第2週に入って一段と上昇してきた。オレフィンと主要誘導品の全てが底上げされている点が先月までと異なるところ。 ベースのエチレンのスポット価格は、過去1週間でトン当たり30ドルがらみ上がってCFR400~440ドルとなっている。平均は420ドルと言ってよさそう。最近のボトムとなっている昨年12月中旬に比べると130~140ドル高い。プロピレンはさらに上げ幅が大きく、昨年12月中旬に比べて約150ドル高の420~450ドルとなっている。 一方、誘導品の価格も軒並み高騰している。オレフィン同様に昨年12月中旬に比較すると、ANは60~70ドル高の570~590ドルに、LDPEは80~100ドルアップの550~570ドルに、VCMは140~160ドル上がって440~460ドルに、そしてSMは160~170ドル高の570~590ドルとなっている。PP、PVC、PS、ABSなどPE以外の汎用樹脂も軒並み大幅に上がっており、芳香族も小幅ながら続伸となっている。 こうした現象の背景については、ナフサの高騰やアジア地域全体のエチレンプラントの定修シーズン入りなどに根ざした石化製品全体の先高観の強まり、さらには中国をはじめとしたアジア地域全域の誘導品需要の盛り上がり--などを要因に挙げる向きが商社や石化業界に多い。 |