2023年06月20日
日本触媒、新目標「24年度ROE 7.5%以上めざす」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本触媒

 日本触媒は20日、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて」と題する、新たな経営目標と追加施策を発表した。まず現状について「ROEが株主資本コストを下回っている」、「PBRが直近数年間1.0倍を下回っている」と総括。長期ビジョン・中計で掲げたROE目標「2024年度7.5%、30年度9.0%以上」を達成し、追加施策を講じることでPBR(株価純資産倍率)1.0倍以上を実現するとした。
 
 今後の取り組みでは、「2030年の目指す姿」として(1)事業の変革:既存分野から成長分野へのポートフォリオ変革(2)環境対応への変革:2050年カーボンニュートラル実現に向けたサスティナビィリティ推進(3)組織の変革:成長し続ける組織、多様な人材がいきいきと働く会社への変革、の3つを掲げた。
 
 また「マテリアルズ事業強靭化:収益力強化」への取り組みとして(1)AA/SAP事業は、今後も成長が見込まれるため、特にアジア市場の伸長を取り込む(2)EO(酸化エチレン)は触媒改良、DX推進による生産効率化を図る、などを柱に据えた。
 
 さらにバイオマス原料の活用策として、「バイオマスナフサを使用したエチレン、プロピレンを原料にバイオマス由来の製品供給を図る」、「バイオマス100%のアクリル酸およびそれを用いたSAPの開発」を目標に掲げた。
 
 ニュースリリース参照
 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1687228374.pdf