2023年07月24日
クラレ、米国「マテリアル展」に開発品など出展
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:クラレ

 クラレは、米国・ボストン(7月27、28日)と、ポートランド(8月2、3日)で開催される、アパレル・スポーツブランドと素材サプライヤーをつなぐ見本市「The Materials Show」に出展し、海洋生分解性を有する酢酸セルロース繊維(開発品)やリサイクル原料を使用した面ファスナーなど、同社グループのサステナブルな高機能素材をアパレル・スポーツ用品向けに紹介する。

 開発品の酢酸セルロース繊維は、独自の溶融紡糸技術で溶剤フリー化を実現した、海洋生分解性アセテート繊維。従来の有機溶剤を使用する製法と比べて、製造時の GHG 排出が少なく、環境負荷低減に貢献する。異形
断面(十字断面など)とすることで、用途に合わせて機能性を向上させる。他の樹脂との複合紡糸を行うことで、新たな機能を付与することも可能、などの特長を有している。

 また、シンジオタクチックポリスチレン(SPS)繊維「エプシロン」(商品名)は、一般のポリエステルと比較して速乾性能が約 1.8 倍と優れる。撥水加工が不要のため、加工剤による環境への負荷を低減できる。水分の乾燥スピードが速く、ドライ感に優れるなどから、スポーツウェアやインナーウェアに適している。

 同社はほかに、面ファスナー、衝撃吸収性繊維、防滑繊維、水添スチレン系熱可塑性エラストマー、耐熱性ポリアミド樹脂、熱可塑性エラストマーコンパウンド、表面平滑性付与シート(開発品)などを紹介する。


<ニュースリリース参照>
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1690183372.pdf