2023年07月31日
千代田 ENEOSから1BD 合成燃料実証設備 受注
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:千代田化工建設

 千代田化工建設は31日、石油大手のENEOSから、1BD(1 Barrel per Day) 合成燃料実証設備の建設工事を受注したと発表した。

 これは、ENEOSが新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に採択された「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いた燃料製造技術開発プロジェクト」事業の一環。将来におけるカーボンニュートラル燃料の製造を見据え、小規模プラントおよび大規模パイロットプラントでのスケールアップ検証を通じて水素とCO2を原料とした合成燃料製造プロセスの早期確立を目指したプロジェクトで、千代田は1BD 規模の小規模実証プラントの設計・調達・建設を行う。

 今回建設する 1BD 規模の合成燃料小規模実証プラントは、将来の社会実装に備えるもので、合成燃料コストの低減を目指し、液体燃料の収率を80%以上向上させるための要素技術評価と合成燃料の一貫製造実証を目的としている。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1690766412.pdf