2023年08月15日
わが国の石油・天然ガス自主開発比率33.4%・22年度
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

 経済産業省によると、わが国の2022年度の石油・天然ガス自主開発比率は33.4%で、前年度比6.7%低下した。新型コロナウイルスによる経済活動の減速や、原油輸入量の増加が理由だが、国際情勢やエネルギー市場の変化によって、わが国企業が権益をもつ石油・天然ガスの取引量が減少したことも響いた。
 
 石油・天然ガスの多くを海外からの輸入に依存するわが国にとって、安定的な資源・エネルギー供給の確保は必要不可欠。わが国は第6次エネルギー基本計画(21年10月閣議決定)において、石油・天然ガスの自主開発比率を2030年度に50%以上、2040年度には60%以上に引き上げる目標を掲げている。これまでの自主開発比率の推移は以下のとおり。

【 わが国の自主開発比率推移 】単位:万バレル、%
▽平成27年度(2015) :152.9万バレル<27.2%>
▽平成28年度(2016) :153.3 <27.4>
▽平成29年度(2017) :145.2 <26.6>
▽平成30年度(2018) :153.1 <29.4>
▽令和元年度(2019) :174.6 <34.7>
▽令和 2年度(2020) :175.3 <40.6>
▽令和 3年度(2021) :175.3 <40.1>
▽令和 4年度(2022) :157.8 <33.4>