2023年08月21日
日触媒と菱重工、アンモニア分解システム共同開発
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本触媒

 日本触媒と三菱重工業の両社は21日、水素・アンモニアサプライチェーンの導入と、大量輸送本格化を見据えて、アンモニア分解システムの共同開発契約を締結したと発表した。

 アンモニアは、燃焼しても CO2を排出しないゼロエミッション燃料の水素を、安全かつ大量に長距離輸送・貯蔵することが可能な水素キャリアの1つとして注目されている。日本の「燃料アンモニアサプライチェーンの構築」プロジェクト(2021年9月・経産省)をはじめ、欧州などの国内外でサプライチェーン構築が計画されており、今後の市場の伸長が期待されている。

 アンモニア分解技術は、アンモニアから水素を取り出すために不可欠で、サプライチェーン構築の実現に重要な役割を担う。同システムの共同開発に当たり、三菱重工はアンモニア製造プラントをはじめとした国内外における多数の化学プラント納入実績や、これまで培ってきたアンモニアや水素のハンドリング技術に関する深い知見を生かす。

 また、日本触媒は、アクリル酸触媒をはじめとするプロセス触媒や、自動車触媒、排ガス触媒など多くの触媒技術の開発実績と知見を生かす。本分解システムから取り出された水素は、クリーンな原料・燃料として使用することが可能であり、両社は早期の実用化を目指し開発を進める。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1692593150.pdf