2023年09月21日
8月PPフィルム、生産・出荷とも前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業会

 日本ポリプロピレンフィルム工業会は20日、8月の延伸フィルム(OPP)と無延伸フィルム(CPP)の生産・出荷実績を発表した。両フィルムとも生産、出荷は年初以来の前年割れ。CPPは輸出も冴えなかった。

■OPPフィルム(延伸フィルム)
 8月の生産は14.4千トン(85.9%)、国内出荷は15.1千トン(90.5%)、輸出169トン(74.1%)で、出荷合計は14.2千トン(90.3%)、在庫は34.5千トン(125.7%)となった。
 国内向けは食品用、工業用、繊維・雑貨用のいずれも前年を下回った。

 1~8月累計は生産128.3千トン(87.2%)、国内出荷125.9千トン(86.0%)、輸出1.9千トン(93.0%)、出荷計127.8千トン(86.1%)だった。

■CPPフィルム(無延伸フィルム)
 8月の生産は9.5千トン(前年比84.2%)と今年初めて1万トンを切った。国内出荷は11.1千トン(91.7%)、輸出は190トンで43.9%と去年の半分以下、出荷計11,264トン(90.0%)、在庫は31,878トン(115.3%)だった。
 国内向けは食品用、工業用、繊維・雑貨用いずれも前年比マイナスだった。

 1~8月の累計は、生産101,782トン(93.8%)、国内出荷98,764トン(93.0%)、輸出1,734トン(53.2%)、出荷計100,498トン(91.8%)、在庫31,878トン(115.3%)となった。
 

8月実績
出荷
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1695193914.pdf

OPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1695193914.pdf

CPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1695193914.pdf