2023年10月17日
レゾナックと川崎重、水素発電開発で協業覚書
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:レゾナック

 レゾナックと川崎重工業の両社は17日、2030 年頃の水素利活用を見据えた「川崎地区の水素発電事業開発にかかる協業の覚書」を締結したと発表した。

 国際液化水素サプライチェーンの確立が見込まれる2030 年頃をめどに、レゾナック川崎事業所で100MW 以上の水素発電事業(CO2削減量 70 万トン相当)を開始し、クリーンな次世代エネルギーの市場への供給によって、脱炭素化社会の構築を牽引していく計画だ。

<覚書による検討事項>
(1)川崎地区の水素発電事業にかかる事業スキームの検討
(2)水素発電にかかる設備仕様・法規制対応・各種契約の検討
(3)水素普及に向けた政府の支援制度の利用に関する検討
(4)燃料調達スキームの検討、等

<両社コメント>
■レゾナック理事 基礎化学品事業部長 原 聡氏
 「レゾナックは、川崎事業所で独立系発電事業者(IPP)国内第一号として長年発電事業に取り組んできた。今回の水素発電事業は大きな転換点となる。早くから水素に着目し、技術的知見のある川崎重工との共創を通じて、カーボンニュートラルを実現するクリーンな電源供給に向けて社会の期待に応え、水素の普及に貢献していきたい」
■川崎重工 常務執行役員 水素戦略本部長 原田 英一氏
 「日本の CO2排出量の約 4 割を占める発電セクターで水素利用を推進することは、カーボンニュートラルの実現において重要な役割となる。レゾナックと一緒に水素の社会実装に向けた検討を進めることになったことは大変喜ばしい。本覚書を通じて、水素によるクリーンエネルギーの提供とカーボンニュートラル社会の早期実現に貢献したい」
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1697510579.pdf