2023年10月20日
竹中、デンカなど、CO2削減コンクリート開発へ
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 竹中工務店は19日、NEDOのグリーンイノベーション基金事業「CO2を用いたコンクリート等製造技術開発」プロジェクトの一環として、鹿島建設、デンカとともに、CO2を削減・固定・吸収するコンクリート「CUCO/建築用プレキャスト部材」を開発したと発表した。
 
 NEDOのグリーンイノベーション・コンソーシアムであるCUCO(クーコ)を通じて、コンクリートの製造過程で排出される二酸化炭素(CO2)の排出量が実質ゼロ以下となるカーボンネガティブコンクリートの開発を進めてきた。
 
 このほど、その成果として、CO2を削減・固定・吸収するコンクリート「CUCO/建築用プレキャスト部材」を開発した。一般的なコンクリートと比較して製造段階で排出されるCO2を80%以上削減できる。

 開発材は、CO2を削減・固定・吸収する各要素技術の組み合わせにより4種類あり、いずれも2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のパビリオンワールド メッセ イベントホール棟の基礎部材に適用される。

 イベントホール棟は万博終了後に解体されるが、基礎部材部分は引き続き資源循環利用の研究対象として技術検証を行い、長期的なコンクリートの強度や耐久性などの特性変化の調査に活用する。