2023年10月20日
10月23日「化学の日」 日化協など楽しさ発信
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本化学工業協会

 日本化学工業協会は10月23日の「化学の日」にちなんで、YouTube、TikTok、InstagramおよびX(旧Twitter)にアカウントを開設し、「化学の日」のPRおよび化学の魅力・プレゼンス向上に向けて、ショート動画シリーズ“化学の力” の配信を始めた。動画は10月末まで配信の予定。化学の「力・可能性・おもしろさ」を最大限伝えていく方針だ。
 
 10月23日がなぜ「化学の日」に選ばれたかには理由がある。物質の基本単位である「1mol(モル)」に含まれる原子や分子の数が「6.02×10の23乗」というアボガドロ定数にちなんで制定されたのだ。
 
 日化協、日本化学会、化学工学会、新化学技術推進協会の4団体は、化学の楽しさや不思議さ、面白さをもっと広く知ってもらい、化学を身近に感じてもらおうと、10月23日を「化学の日」とし、その日を含む1週間を「化学週間」に制定した。
 
 化学関係の各企業や組織、教育機関などがこぞって参加し「夏休み子ども化学実験ショー」、「なぜなに?かがく実験教室」、「子ども化学チャンネル(You Tube)」などのイベントを開催する。
 
 「子ども化学チャンネル」は、子どもたちがオンライン上で化学を楽しく学べるように工夫した。動画共有サイトのYouTubeで化学実験の動画コンテンツを配信。化学企業で働く研究員や教育機関の教師らが登場し、化学実験やクイズを通じて、化学の不思議、面白さ、楽しさ、社会で果たしている役割、大切さなどを紹介している。(10月23日現在、全12話を公開中)