2023年10月20日
PPフィルム9月生産 なお前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業会

 日本ポリプロピレンフィルム工業会は20日、9月の延伸フィルム(OPP)と無延伸フィルム(CPP)の生産・出荷実績を発表した。両フィルムとも生産、出荷は年初以来の前年割れを継続。輸出も振るわなかった。

■OPPフィルム(延伸フィルム)
 9月の生産は17.3千トン(前年比84.4%)、国内出荷は16.3千トン(91.0%)、輸出163トン(59.7%)で、出荷計は16.5千トン(90.5%)、在庫は35.4千トン(118.8%)だった。
 国内向けは食品用、工業用、繊維・雑貨用のいずれも前年を下回った。

 1~9月累計は生産145.6千トン(86.8%)、国内出荷142.2千トン(86.5%)、輸出2.1千トン(89.1%)、出荷計144.3千トン(86.5%)だった。

■CPPフィルム(無延伸フィルム)
 9月の生産は13.0千トン(87.6%)、国内出荷は12.0千トン(88.0%)、輸出は265トン(61.3%)で、出荷計は12.3千トン(87.2%)、在庫は32.6トン(114.8%)だった。
 国内向けは食品用は引き続き前年を下回ったが、工業用と繊維・雑貨用は堅調だった。

 1~9月累計は、生産114.8千トン(93.0%)、国内出荷110.8トン(92.4%)、輸出1,999トン(54.2%)、出荷計112.8千トン(91.2%)、在庫32.6千トン(114.8%)となった。
 
(9月)生産・出荷実績
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1697766135.pdf

OPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1697766135.pdf

CPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1697766135.pdf