2023年11月06日
中外薬の「ゼローダ」事業、チェプラに移管
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:中外製薬

 中外製薬とドイツに本部を置くチェプラファーム(本社:東京都千代田区、一守健太郎社長)は6日、中外製薬がエフ・ホフマン・ラ・ロシュから導入し、日本で製造販売している抗悪性腫瘍剤「ゼローダ錠 300」について、日本での事業譲渡を中外製薬から受けることになったと発表した。

 中外製薬は、2003年から日本国内におけるゼローダ錠の販売ならびに情報提供活動を実施してきたが、製品ライフサイクルの成熟に伴い、今後の国内マーケティングについて中外製薬、ロシュ、チェプラファームグループの 3 社で協議した結果、製造販売承認および特許、商標等の知的財産権を含む、日本国内における同製品に関する資産をチェプラファームに譲渡し、同社の単独販売とすることが望ましいと判断した。2024年4月1日付で販売移管する予定。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1699258904.pdf