2023年11月20日
10月のPPフィルム出荷、なお前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業会

 日本ポリプロピレンフィルム工業会は20日、10月の延伸フィルム(OPP)と無延伸フィルム(CPP)の生産・出荷実績を発表した。両フィルムとも生産、出荷は年初以来の前年割れ継続。CPPの輸出は今年初めて前年を上回った。

■OPPフィルム(延伸フィルム)
 10月の生産は18.2千トン(前年比91.5%)、国内出荷は17.6千トン(98.0%)、輸出は173トン(73.0%)で、出荷計は17.7千トン(97.6%)、在庫は35.8千トン(113.7%)だった。
 国内向けは食品用、工業用、繊維・雑貨用のいずれも前年を下回った。

 1~10月累計は生産163.8千トン(87.3%)、国内出荷159.8千トン(87.6%)、輸出は2.3千トン(87.7%)、出荷計162.0千トン(87.6%)となった。

■CPPフィルム(無延伸フィルム)
 10月の生産は13.7千トン(85.0%)、国内出荷は12.9千トン(96.5%)、輸出は426トン(140.6%)で、出荷計は13.3千トン(97.5%)、在庫は33.0千トン(106.9%)だった。
 国内向けは食品用は引き続き前年を下回ったが、工業用と繊維・雑貨用は3月以来の前年比プラスとなった。

 1~10月累計は、生産128.5千トン(92.1%)、国内出荷123.7千トン(92.8%)、輸出2,425トン(60.7%)出荷計126.1千トン(91.9%)、在庫33.0千トン(106.9%)となった。
  
▽出荷実績表
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1700464062.pdf

・OPPフィルム
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1700464062.pdf

・CPPフィルム
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1700464062.pdf