2023年12月20日
千代田、国内で浮体式風力発電所 FS開始
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:千代田化工建設

 千代田化工建設は20日、国内事業者(社名は非公開)から、日本国内の沿岸海域における浮体式洋上風力発電所建設に向けた実現可能性の検討(FS=フィージビリティ・スタディ)業務を受注したと発表した。

 同社は、顧客が計画する浮体式洋上風力発電所の建設に向け、浮体建造のサプライチェーン、輸送・保管・据付など、発電所新設計画の一括元請として全体を取りまとめる。

 フランスの大手資源会社、TechnipEnergies France S.A.S 社(テクニップ社)と共同で同業務の実現可能性の検討を進める。テクニップ社とは 20 年以上にわたり、天然ガス分野を中心に継続的かつ友好的な関係を構築しており、洋上風力分野においても日本国内の浮体式洋上風力発電事業に関するノン・エクスクルーシブの覚書を締結した。今回、浮体構造の設計はテクニップ社がライセンスを保有するセミサブ(半潜水)型の浮体技術をもとに共同推進する。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1703034985.pdf