2024年01月10日
住商と大阪ガス、英国の水事業を売却
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友商事

 住友商事は10日、大阪ガスとの合弁会社である英国・Sumisho Osaka Gas Water UK ltdを通じて、2013年から英国の水道事業会社Sutton and East Surrey Water社(SESW)を運営してきたが、1月10日付で、英国を拠点に水道事業を行うPennon Group plcに対し、大阪ガス持分(50%)を含めた全株式を譲渡したと発表した。

 住友商事は、中期経営計画(SHIFT 2023)で、事業ポートフォリオのシフトを目標に掲げ、資産入れ替えに取り組んでいる。今回の売却で回収した資金は、今後の同社の強みを生かした収益の柱の強化・育成に投下していく方針だ。なお同売却による業績への影響は23年11月2日公表の24年3月期通期業績予想に織り込み済み。