2024年01月24日
積化成「脳への電気刺激 電極」共同開発へ
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:積水化成品

 積水化成品工業は24日、京都市のスタートアップ、Ghoonuts(本社:京都市下京区、都志宣裕社長)と、脳への電気刺激用電極を共同開発していくことで一致し契約締結したと発表した。未だに治療法のない障害・病気への医療貢献を共同で目指す。

 昨今、脳科学とITを融合したブレインテックの進歩により、医療・健康だけでなく、製造DXやモビリティなど、さまざまな領域で、脳情報の測定・可視化や、経頭蓋電気刺激(電気刺激)による 脳機能の向上など、新たな技術開発やサービス提供への期待が高まっている。

 Ghoonuts は、2020年設立のベンチャー企業で、「言語を超えて世界を創造する」をビジョンに掲げ、まだ治療法が確立されていない、脳卒中後の後遺症である失語症用に、脳を外側から微弱な電気で刺激する非侵襲型の治療機器開発に取り組んでいる。
 
 失語症患者は日本国内だけで約 50 万人と見られ、治療には脳神経細胞同士の伝達を促進する電気刺激が、非常に有効と考えられている。電気刺激法の場合は治療手順が煩雑で、日常的に使いやすく、安全性に優れた電極の開発は喫緊の課題となっている。両社は今回、電気刺激に用いる電極を共同開発していくことで一致し、契約締結した。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1706069221.pdf